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耳で考える ――脳は名曲を欲する (角川oneテーマ21 A 105) |
ISBN番号: 4047102059発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)著者:養老 孟司 ※ 在庫あり。 . 740円 (2010年9月9日 20:11:05現在※). ページ数: 207. ※このページに表示されている価格は全て、2010年9月9日 20:11:05現在のものです。従いまして、価格は必ずAmazon.co.jpのサイトでご確認ください。 . ▼ カスタマーレビュー・ピックアップ 養老節は今日も舌好調 ★★★★ 聴覚を廻る作曲家と解剖学者との対談。人間の行動や社会に及ばす聴覚の影響を通して、音の重要性を再認識させてくれる。もちろん音や聴覚が話題の中心だが、テーマはそれ以外にも変幻自在に展開してゆく。視覚重視の現代社会において、論理の基本とも言うべき聴覚の重要性を強調するす養老氏。音楽の現場の第一線で活躍する久石氏に、音楽にまつわる現象や社会的な問題を、論理の言葉で解きほぐしてみせる養老氏。養老節は今日も舌好調だ!(H22.2.13) 脳の霧が晴れる本 ★★★★ 養老先生と、久石譲さんの対談。 久石譲さんと言えば、宮崎アニメや北野映画の音楽でしか知らなかったので、きわめて叙情的な音楽を作る人だと思っていたのですが、この対談を読むと理論的に音楽を構築するという考え方の人であるらしく、意外でした。 私は音楽をやりませんが、音楽が建築や数学と共通点があるというのは、この2人の対談を読んでいると納得できます。それを人に説明できるかというと、また別の話なんですけどね。 科学仙人養老先生の、物事を科学的見識で奇妙な角度からずばっと切ってくる独特の語りはいつものように面白く、何度もなるほどねと思わされます。特に第5章の「共感性」を「自分を相手の立場に置いて、自分と相手を同じにする脳の働き」として捕らえた説明の明快さには、脳の中の霧が晴れる思いでした。 でもこれも、人に説明できるかっていうと、なかなかできないんですけどね。 博士と芸術家 ★★★★★ 知的で和やかな対談になっていて一気に読み終えてしまいました。面白いしわかりやすい。 内容はとても面白いのですが書くとネタばれしてしまうので省略します。 久石さんのあとがき「養老さんの後姿を見ているとその頭に大きな図書館がのっているように思えた・・・(中略)僕が知りたかったことを、きちんとこの世のありとあらゆる知の中から適切な言葉を選んで置き換えていただいた・・・」 人間的にも愛にあふれて成熟したお二人の対談、とっても大人でおしゃれな本です。 音は共鳴する構築性が必要 ★★★★★ 映画の中の音楽は、情景を鮮明に際立たせ、台詞の可能性やストーリーの方向性に深みを与えてくれる。 音楽は作品全体を彩るわき役ではなく、言葉や映像では表現できない時空の情動や匂いを共感させてくれる力がある。 日常においても、音楽で鼓舞されることもあれば感傷に浸りきることもできる。 芸術は自分の感性、閃きや独自性だけをもとめるのでなく、協調性や整合性や普遍性を構築していくことも大切なのだろう。 独創性を発揮して無秩序に積み木を積み上げているような芸術家においても、パズルを当てはめていくような論理性を無意識に求めているのかもしれない。 譜面上は不変でも、作曲者の意識から離れて演奏家や聴き手の解釈や状況で進化していき個々の中で永遠に生き続けていけるのが名曲だろう。 |
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